そこから少し離れた所では 「な、何が起こっているんだ…?」 鎧など固い装備をしている数人の兵士が、そう声を上げた 彼等の鎧は、ほとんどの魔法を跳ね返す優れもの だからこそ…魔法を主として戦う相手に遅れをとるはずはないのだが 今…どこかの部隊が壊滅状態に陥っていると報告が入った いったい何故…? 「とりあえず、援護に向かう…ーーーうわぁぁぁ!」