暫く見つめあって


「…プッ!」我慢が出来なくなって、お互いに声を上げて笑った


記憶の中に、兄との思い出は何一つ残っていない



けど、篤斗が今の俺の兄代わりだから


街に追われても…何一つ悲しんでいない俺がいるのも確かだった



「いつかさ、俺達…同じ任務受けれたらいいな。」


紅国最強の兵士と、同じ任務か


「…あぁ!」


いつか、篤斗と共に


この国に勝利をもたらすことが出来たら…


「約束だ。俺達で必ず、この国を勝利に導こうぜ。

それまで絶対に死ぬなよ?」


「あぁ!」


いつか、平和になったこの国で



篤斗と…肩を並べて歩けるように


俺達は再び缶ジュースで乾杯した