その言葉に、俺達は顔を上げる 血のような赤い瞳が俺達を見下していた 「昨日の戦争の成果から、貴様達0班を特別に軍事部隊として認める。 次の任務から正式に参加してもらう。我が帝国の平和の為…その命を捧げろ。」 「勿論です。」 葛西さんの言葉に、馨は迷いもなくそう返した 「私達はこの帝国の為に、存在しているのですから。」 俺達は真っ直ぐと葛西さんを見つめる 馨の言った言葉に偽りはない 俺達は、国の為に戦う事を自分で決めたのだから… 「…さすがは、選ばしただけあるな…。」