校長室で 校長先生と田村が 口論していた。

凛が通院している 精神科の医師は 凛を 児童養護施設へ 行かせるように 提案していたのだ。

校長先生の意見も 凛の安全な生活を考えれば 児童養護施設へ行かせたいと 強く言った。

田村は 凛を児童養護施設へは 行かせたくなくて 必死になって 校長に訴える。

しかし、田村の力では 精神科の医師と 校長先生の意見を 押し倒すことは できなかった…。

「凛さんを救えなかったのは 私のせい… だから 私にできることは 凛さんにしてあげたかった… ごめんね… 凛さん。 私では あなたの力になることは できない…」

田村は 校長室を後にした…。