病院に到着した凛は 集中治療室に 運ばれたー

里恵は 入口の前で ただ祈ることしか できなかった…。

「私の命に代えても どうかこの子を 助けてください…」
里恵は 涙をこらえていた。

凛が治療室に入って 数時間が 経とうとしていた。

隆文が 連絡を受け 病院に走ってきた。

隆文は 「大丈夫、きっと凛は助かるよ」 そう言って 里恵の背中をさすった…。