それから 凛は自分を追い込むようになり、部屋から 出なくなった。

凛を心配した 里恵と隆文は 凛に声をかけ、励まそうとするが 食事さえ とらなくなってしまった。

里恵と隆文は なんとか凛を 励まそうと 外出を何度も試みたが 外に出ることを 怖がってしまう。

凛は 部屋を真っ暗にして 天井を見つめる… 何も考えたくなくて 誰の言葉も 聞きたくはなかった。

凛は 孤独に心を奪われようとしていた…。