私のボディーガードは…

「誰か…助けて…!」




「うるせぇ!黙れ!!」




強引に連れ込まれる…。

もう…終わりだ………。
怖くて…目を固くつぶった。




バキッ!
ドゴッ!
ドンッ!




…何の音?
目を開けた。目に写ったのは…




「ひ、ひぃっ!」




私の腕から手を離し、我先に…と逃げていく酔っ払い親父。

それと…

喧嘩している…高校生ぐらいの集団。



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