「んっっっ……」

キスをされました。。。

「えっ。っ、快斗(カイト)、今っ…」

「うん。キスしたよ。」

「えーーーーーーーーーーーっ」

ただいま、キスをされました。
午後四時三十三分。
たまたま会ったマクドで。
サッカー仲間の年下くん、いや、快斗に。

「嫌だった?」

「いや、嫌というよりもびっ、びっくりしたというか。」

「かわいー♡キスしただけで宙(ソラ)が照れてるー♡」

「てっ、照れてなんかないしっ」

「だって顔真っ赤じゃん笑」

うわ、図星だ。

「っつ……///」

「図星だろ?笑」

なんて言ってからかってくるこいつ。
荘嶋 快斗(ショウジマ カイト)。
私より一個年下の小学六年生。
小学生の頃、同じサッカーチームメイト。

で、そんな年下にからかわれている私。
篠原 宙(シノハラ ソラ)。
中学一年生。
今日はダブルデート的な感じで彼氏と来てるのにっ///

なんでこんなことになったかと言うと…

〜五分前〜

「ねーね、私ちょっとトイレいってくるねー」

「OK!待っとくねぇ」

「いってら。」

と言われて私は一人でトイレに行った。

ーーガタッ、ジャー

やばっ
遅くなったなー
早く行かないとっっ

と思い、手を洗い外にでると…

ーーガチャッ



えっ!?

な、なんでーー!?

「よぉ!宙!」

「快斗じゃーんっ!何でいるの?」

「いたらいけないのかよ笑」

「いやいや笑」

「宙は誰と来てんの?」

「あっ、そ、それはねーー笑」

「まさかーー、彼氏とか?なんちゃって笑」

うわっ、当ててやがるこいつ。
まぁいっか。
快斗にバレてもなんもないしーっ

「そっ、そーだよ。」

「え!?」

「友達の彼氏と友達と、彼氏。」

「えーー。宙に彼氏かー。」

失礼な反応だなぁ 苦笑

「何その反応 笑」

「ははは。」

「あ、もしかして嫉妬?笑」

冗談まじりで言ってみた。
そしたら、、、

「うん。嫉妬!」

とか言ってニコッて笑ってきた。

「俺、ずっと宙の事好きだったし!」

////////
いきなりなんなの、こいつ/////
てかてか、んな事言わなかったらよかった////
それに、ここ邪魔だよね。////
気まずい空気なんで、「またね。」と言おうと思い顔を上げた瞬間に………







キスをされたというわけ。