あたしの彼氏は天国 №1




一緒に入ったコンビニ。
一緒に入ったお店。
車の通りが多い道。

どこでも構わず
したいと思ったタイミングでキスをしてくる。


不意打ちだらけのキス。


たくさんの人に見られたことだろう。

でもね、
諒のキスは温かくて大丈夫、って
心配しないで、って言ってくれるの。


恥ずかしいんだけど、
この時間は今しかない。
それにこのキスは今しかできない。

キスも全く同じキスなんてできなくて、
毎回毎回キスをするたび愛されてるな、って思って
人肌を感じるたびに“生きてる”って
感じる。



あのね、
ちょっと余談だけど、思い出のコンビニで今バイトしてるんだ。
大変だけど、
諒との愛が育まれている過程をずっと見てきてくれていた唯一の場所だから、
お店の片隅にでも思い出が残っていると思ったの。

ここを選んだのは諒との思い出を過去のものにはしたくないから。



2人の大切な場所にずっといたいんだ。

いろんな思いが重なり合ってその場所が居づらかったりもするけど、
3年前の愛が残っているはずだから。


2人で作った世界を誰かに見せつけるように。

今の自分に見せつけるように。


お店の片隅にまだキレイな記憶としておいてあると思う。



いつかはやめることになっちゃうだろうけど、
これからも諒との愛を深めていくように
働き続けるよ。

見られてもはずない自分を見せるから。


思い出の場所忘れないでね。