でもね、 あたしにばれないように心配させないように 隠れて頑張ってたんだよね。 辛い治療も1人で頑張ってた。 だから責めることなんてできないんだよ。 佑実と一緒にいたい。 その想いから頑張ってたって聞いたら 何で言わなかったの、って責めることなんてできない。 もしかしたら一瞬でも弱い部分を見せていたかもしれない。 でも、あたしはその弱い部分を気づくことが出来なかったんだ。 きっと、 気づいてほしかったよね。 きっと、 助けてほしかったよね。 あたしは決めたの。 隣で支える、って。