四つ葉のクローバー 幸福は誰の手に



智「……あのさ、俺にも心はあるぜ?泣くよ?そろそろ泣くよ?めんどくさいよ俺?」


奏「と、智くん?大丈夫?」


オロオロとする奏に何だか癒される。


智「あー、本当にお前は小動物みたいだよな。癒されるわぁ。」


奏「ほへ?Σわっ!」


ワシャワシャと頭を撫でられビックリした声を上げる奏。


孝「………ちょっと智也?」


地味に怒る孝臣に気付きパッと奏から手を離した。


智「おっと怖っ。さて、可愛い妹分に癒されたところで帰るな。行くぜ春。」


春「んー?おぉ待ってー。じゃあまた夜になぁ♪」


ヒラヒラと手を振る二人に奏は笑顔を見せる。


奏「うんまた後で!来てくれて有難う!」


バイバーイと二人は部屋を出ていった。