千「あーもー何か、疲れた。何で僕らってこう脱線しちゃうのよ。ι問題が全く解決してないじゃん。」
孝「ん?いいじゃん?これで嫌がらせしてきた人間をガンッと殴って、プシューとスプレーかけて、バチンッて痺れさせれば…」
全「Σコラーッ!?ιι」
真顔でなかなか怖いことを言う孝臣はたまにその天然は嘘なのではと思う。
キーンコーンカーンコーン
全「あっ…」
奏「授業…」
孝「行こっか奏。」
くいっと奏の手を握り孝臣はいつも通りのマイペースさで職員室から出る。
た「あっ、ちょっと孝臣!待ちなさいよ!ι」
千「あーもー置いてかないでよ~ιじゃあ失礼します。」
慌てて二人を追いかけるたまえと律儀に頭を下げて行く千尋。
「わ、我々は、どうしますか?」
「取り敢えず、何かあれば彼らのフォローと手助けを。苛めの現場を見たら即注意をしましょう。出来れば犯人を捕まえなくては…」
それに頷き、教師達もHRに向かったり授業の準備をするなど動き出すのだった。
しかし、一つ不安が…
(逆にあの子達の方が苛めにならないだろうか?)


