孝「幼馴染み、何年やってると思うの?奏は特に分かりやすいから。」
奏「そっかな?あ、たまちゃんは行かない?」
た「えっ?私?良いの?」
千「いいんじゃない?むっさくるしい男共だけより華が欲しいよね。」
孝「…奏が居るなら、他は誰が居ようが皆、文句ないと思うよ。」
た「あら、そっちでも奏は人気なのね。ι」
あははと苦笑いを浮かべるたまちゃんにちーちゃんも頷く。
千「そりゃあの中でも一人ポヤンとした存在が居たら癒されるっしょ。」
奏「ポヤン…ι私ってそんなに緩いかな?ι」
コックリ×3
奏「…………ιιι(←地味にショック)」
た「まぁでも、孝臣には言われたくないわね。」
孝「俺?何で?」
やれやれとちーちゃんは頭を振る。
千「孝臣くん?君は自分のマイペースさを理解しようね?」
孝「? ふわぁぁ…奏、今日外泊届け出しといてね。智也の所に泊まるから。」
奏「あ~いつものパターンなんだ。わかった、たまちゃんも泊まろうね!」
た「いつものパターンって?」
ん?と首を傾げて問うたまちゃんにちーちゃんが補足する。
千「テスト時期にいつも智也って子の家に集まって勉強会という名のゲーム大会やるんだよ。それで力尽きてそのまま泊まるの。んで、ゲームに飽きたらまた勉強するって感じ。」
孝「智也の所は、広いから俺達の溜まり場に、なってる。あ、一応言っとくけど、ちゃんと男女、別……」
だんだん語尾が小さくなる。見るとコックリコックリと船を漕ぎ出してた。


