四つ葉のクローバー 幸福は誰の手に



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それから写真と中傷を全教室にされていたと奏に言うと、彼女は余りショックは無いようでキョトンとしていた。


奏「そうなんだ?臣くんもちーちゃんも走り回ってくれたんだね。ありがとう。」


た「Σちょっと奏!?アンタそれだけなの!?ι」


奏「Σうぇっ!?ιあっ、そっか!お礼しなくちゃ!何がいい?」


孝「ん、じゃあね…」


全「Σ違うでしょ!?ι」


ここは職員室。回収した写真を持って戻ってきた孝臣と千尋と千尋が送った写メを見て教師達も事態の重さを見て、話していたのだが当の本人がそれに気づかない上に怒りもないようで普通に二人にお礼を言っていた。


それに思わずたまえが突っ込むも、更に天然ボケをかまし、オマケに孝臣も便乗するものだからその場にいた教師含め全員に突っ込まれる。


奏「えっ…違うの?ιι」


孝「冗談だよ。半分?」


千「半分は本気かい!?」


流石に全員に突っ込まれるとは思わず戸惑う奏。


それに煩そうに方耳を押さえる孝臣。


奏「ん、でも私、大して気にしてないよ?」


千「気にしようよ奏。ι中傷には『魔性の女!』とか『淫乱女!』とか書かれてたよ?ι」


すると奏は何やら難しい顔になり


奏「………ねぇちーちゃん、インランって何?」


ピシリ


全「……………」

Q.無垢な瞳に見詰められました。さぁ、どちらを選ぶ?

淫乱の意味を教える。

そのまま純粋培養に育てる。←


た「知らなくて良いわ奏。アンタはそのまま真っ白でいてちょうだい。」


全「…………」←コクコク


一瞬にして空気が固まるも、全員が選択を誤らなかったようだ。