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た「へぇ、じゃあこの間は幼馴染みズで遊園地?」
奏「うん。久し振りにはしゃいじゃった。今度はちーちゃんも誘って七人で行こうねたまちゃん!」
た「アイツらとか…そうね!あの五人はノリもいいから楽しそうよね。あ、孝臣はそうでもないか。つか、そん時は大丈夫だったの?遊園地なんて騒がしい所、孝臣は苦手そうなのに。」
昇降口で上靴を取り出しながら聞く。
奏「確かに臣くんは余り得意では無いけど、割りと幼馴染みとか親しい友人の間なら頑張れるみた………」
突然途切れた台詞に不思議に思い振り返ると奏は何故か靴を入れるロッカーを見詰めながら固まっている。
た「奏?どうしたの?」
奏「えっ…と、たまちゃん…これって…」
奏はまるで信じられないというような顔でロッカーの中を指差す。
た「何?Σなっ、これって!!」
たまえも中を確認して固まる。
が、すぐに怒り心頭というように奏の手を引いた。


