絢「何だよ~俺じゃ不満か?」
傷付くな~と悲しげに絢ちゃんが俯く。
奏「プハッ!ιふ、不満とかじゃなくって!ただ、絢ちゃんに限らず私達って誰かと二人っきりって無かったから違和感が…」
絢「……意識、しちゃった?」
奏「Σ!?ι ち、違っ…///」
今まで見たことない色っぽい顔で絢ちゃんに見詰められ思わず頬に熱が集まってしまった。
これでは私がどんなに否定しようと説得力に欠ける。
奏「も、もぅ絢ちゃんのバカァ!///」
グゥー
絢「イテテ、ちょっ、カナ!痛いって!ι」
恥ずかしくって思わず絢ちゃんの頭を押さえ付けると苦笑しながら手を取られる。
奏「Σはぅ!?ι」
絢「カナ、こんくらいで慌てなーいの!ほら、行こうぜ?デート!」
絢ちゃんはそのまま立ち上がりお店を出ようとする。
奏「Σえぇ!?ι本当にデートなの!?ι」
絢「んな構えんなよ。ちょっとショッピングしようって言ってんの!お前可愛いくせに服とかメイク道具とかあんま持ってないだろ?見てやるから行こうぜ♪」
?「「「どこに行くって?変態女装趣味野郎。」」」
ポンッと絢ちゃんの両肩と頭に手を置く3つの手。
絢「Σ!?ι あっ、ははは…お前ら、こんなところでナニシテルンデスカ?」
奏「えっ?皆どうしたの?」
そこにいたのはなんだか分からないけど怖い笑顔の臣くん智くん春くんだった。


