た「Σかっ、可愛い顔しないでよね!///」
絢「あらいやん、アイドルは常に笑顔なのよ?」
クスリと笑う絢ちゃんは完全にたまちゃんで遊んでる。
奏「……もう絢ちゃんてば…ι
(さっきたまちゃんはAYANOのファンって言っちゃったからなぁ。それなのに素の絢ちゃんに引かなかったからって絢ちゃん、ここぞとばかりにからかってるねコレは。)」
伸「おい絢之、俺は終わったから次いいぞ。」
絢「あん?何でカナに言わないで俺に言うの?」
するりと斉藤さんから抜け出した伸ちゃんがこっちに来たかと思ったら視線は私には寄越さず絢ちゃんに向かって言う。
それに対し絢ちゃんは不機嫌になり伸ちゃんを睨んでいた。
奏「えっ…と、絢ちゃん私は別に気にしない…」
絢「俺は気にする。」
即答ですかそうですか。ι
千「絢之、気持ちは分かるけどちょっと落ち着きなよ。
斉藤 ミナが奏の事を睨んでるんだからさ。(ヒソ)」
絢ちゃんに耳打ちするちーちゃんの言葉は私の耳にも届き、ハッとして斉藤さんを窺う。
奏「あ、絢ちゃん…恐い…ι」
ギュッと、首に回っている絢ちゃんの腕を掴むと絢ちゃんは不思議そうに私を覗きこんで同じ様に斉藤さんを見た。


