た「ちょっ、これマジで!?マジであのAYANOがアンタなの!ι」
絢「あん?どっからどー見てもそうだろう?」
フフンと澄ましたように笑うAYANOに呆然。
奏「たまちゃん?」
絢「何だよ、まさか『イメージと違う!こんなのAYANOじゃ無いわ!』なーんて言うつもり…」
た「……っく、ダメ…も、我慢出来ない…
アッハハハハハ!!何それ最っ高!あのAYANOがアンタ!?私、そんな人と友達になれたの!?///
Σあっ、だから『あっち?どっち?』なんて言ってたのね!絢之なのかAYANOなのかって意味か!
うわっちょっ、待って!興奮しすぎて吐きそう…ι」
クククッとその場にしゃがみながら笑うたまえに逆に呆然とする四人。
千「えっ?ちょっ、たまえ?君、確かAYANOのファンだったよね?幻滅しないの?」
た「幻滅?ハハッ…な、何で?」
笑いすぎて肩で息をするたまちゃん。
孝「大抵、AYANOファンはテレビでのイメージが強いから素の絢之にめちゃくちゃ幻滅して一時、ブログとかにヒドイ中傷が書かれたんだよね。」
奏「あの時はプライベートの絢ちゃんがファンに見付かって話しただけで『AYANOはそんな話し方じゃない!消えろ偽者!』って言われて酷かったよね。幸いその女性だけの証言だったから世間一般では未だに清楚な女装アイドルって思われてるけどね。」
孝「いや、アレは智也がぶちギレてその女性をトラウマになりそうなくらい脅したから。」
千「えっ?マジで!?智也スゲー!」
絢「えっ?ちょっと待って。お前ら幻滅ってなんなの?ヒドくね?」
「「「そう?」」」
コテンッと三人揃って小首を傾げる姿はほのぼのしていて大変可愛らしく癒されるが言っていることは憎たらしいの一言に尽きる。


