奏「た、たまちゃん!?///ι」
奏は奏でわたわたと慌てているがそれがまた可愛くて、たまえは『フェアリー!///』と心のなかで叫んでいたりする。
コンコン
千「奏にたまえ。ご飯の用意が出来たよ~…ってなにしてんの?ι」
カチャと扉を開けて入ってきた千尋は思わず扉を閉めそうになるのを抑えた。
それもそうだろう。なんせデレッデレのたまえが奏に抱き付き胸に頬刷りしているのだから。
奏「あ、ちーちゃん。ι」
千「やぁ奏。気のせいかな?僕の視界には変態が君に抱き付いて涎が垂れそうなほど緩みきった顔で頬刷りしているのが映るんだけれど?」
奏「…………ιι」
気のせいじゃないです千尋くん。変態かどうか分からないけど、私の目にも映っています。
……とは言えない奏は困ったように笑うだけ。
千「…ハァ。たまえ?ちょっと奏から放れなよ。ご飯の用意が出来たよ?」
呆れたようにため息を溢したまえに話し掛ける千尋。しかし彼女の耳にはどうやら届いていないようで…
た「ん~?奏、アンタ胸おっきくなった?」
奏の胸元から顔を上げ真顔で聞くたまえに奏と千尋はピシリと固まる。


