奏「えっわた、私そんなつもりは!あの、春くんごめんね!?ιι」


慌てて弁解すると春くんはグスンと涙を拭いて隅っこに移動するとののじを書いていじける。


春「ふん、いーさいーさ。俺はどうせ脳細胞が弛い男だよ~(泣)」


智「今更じゃん。」


た「智也ってばホント、毒舌ね。」


するとトントンと階段を下りてくる足音がしてそちらを見るとたまちゃんが苦笑しながら下りてきた。


奏「たまちゃん!」


た「奏、撮影お疲れ様♪」


たまちゃんはニコニコしながら私の頭を撫でてくれた。


千「あ、奏~お疲れ!…って、あれ?孝臣はどったの?」


智「あれ?ホントだ、いないじゃん。」


智くんは玄関を出て家の前を確認するも見当たらない。


奏「あ、さっきね?絢ちゃんと会って、何か男同士の大切な用事があるから先に行っててって言われたの。」


た「何ィィ!?あのお惚け野郎!!奏を一人にするなんて有り得なーい!!(怒)」


たまちゃんは憤慨するように叫ぶとちーちゃんがまぁまぁと諌める。


千「奏だって子供じゃあ無いんだからね?でも孝臣が奏から離れるなんて珍しい。絢之とそんなに大事な用事って何だろうね?」