孝「奏、そこのベンチ使ったら?」 いつの間に取り出したのか、臣くんはポテチの袋を開けて隣に座るように促す。 奏「あ、うん。てゆうか、臣くんは一体お菓子をどれだけ持ち歩いてるの?ι」 私が隣に鞄を置くとその横にあった臣くんの鞄を覗けばほぼお菓子しか無い。 孝「ん、大丈夫。奏が終わるまで食べきらないから…」 ポリポリと一枚ずつ口に運ぶ臣くんに苦笑して私は早速空を写す。 カシャッ カシャッ カシャッ