冬のホットココア




みんながぞろぞろと帰っていく。


私たちも帰ろうとすると星野くんたちに呼び止められた。



「倉本、ちょっと、あの、、教室で待っててくれないか?」



え、私が?


待っててあげて、舞子の目がそう言ってるような気がした。




「いいよ、星野くん。」