素直じゃないけど




☆★☆★☆★☆



「いくぞ」



私は藤田君の後を恐る恐るついていく。



三年生が作っただけあって
やたらと本格的だった。


け、結構クオリティ高めじゃない…?



不安になりながら先を進むと


「~~っっ!」



案の定声にならない悲鳴を出すはめに。



「どうした?」


「な、なんか足を掴まれたよーな…」



と思ったら



ピトッ


「っっ!」



ななななんだ…こんにゃくか…