「ひっ……!」 ぱちっ え? 目が…覚めた…? 辺りを見回すと、何の変哲もない自分の部屋だと分かる。 ってことは…ん?いったい何が現実なの…? とりあえず、ベタだけど ほっぺたをつねってみる。 「いたっっ」 …… ということは。 …現実だ。 …… それにしても怖かった…。 もともと、お化けだの何だの めちゃくちゃ苦手なのに。 追いかけきたのが何なのかが 全く覚えてないけど。 しかもあれは現実なのか夢かも分からない。