「なんだ。菊池もポスターか。」



「うわぁぁっ!」


急に後ろから声を掛けられ、思わず叫んでしまう私。





「そんなに驚くこと無くね?
てか もーちょっとましな叫び方にしたら?」


またニヤニヤして…っ!!



「う、うるさいっ、
てか藤田君こそ なんだって何さ!」



「いや、俺も今ポスター書いてるからさ。」



「へー」



「あからさまに興味無さそうにするのやめろ。」



…あ、ばれた…


って…

「えっ!てかポスターだったの!?」



「…気づくの遅すぎだろ。
しかも紙、俺の机に置いてあるんだから
取りに来たときに普通気付くだろ。」



藤田くんは呆れたようため息をついた。