実は朝練でパートの皆からもらったプレゼント、音楽室に隠してきたんだよね… 何しろ大きすぎて教室に持っていくのが恥ずかしいっていうか… とにかく、それを取りに行かなきゃ っていうことを説明した。 まぁ…嘘じゃない…し… 「そっかぁ。」 紗季は納得してくれた様子。 「うん…ついでにちょっとだけ練習していくから…先に帰ってて。…ごめんね」 「いいよ、いいよ!!」 ん?紗季…さっきより元気になってない? ま、いいか…