素直じゃないけど




「じゃあ…帰るか」



「うん。」



そうして私達が帰ろうと、お店を出たとき




「祥平!」



後ろから声がした。



てか…この声…聞き覚えが…



「水名…何でいるんだよ…」



藤田君がため息をつきながら言う。



…やっぱり水名さん…



いつの間にか水名さんは私達の前に立っていた。




「えぇ~?だって図書館で勉強してたんだも~ん。あれだねっ!偶然ってやつ?えへへ〜♪」



「…あっそ…」



水名さんが満面の笑顔なのに対し、藤田君は何か…機嫌が悪い?





なんか…水名さんの方を見ようとしてない気が…