素直じゃないけど




「…お前を待ってたからだよ!」


少し顔を赤くした藤田君が言った。




「………へ?」



わ…私!?



なんで…そこで私が…



「いや、ただ…勉強、…教えてやろうと思って。」



は?



はぁぁぁ!?



色んな意味でビックリ…





「ちょ…!言っとくけど…藤田君は敵なんだからね!?勝負してるんだからね!」



「分かってるし、そんなの」


藤田君が少し目線をそらして言う。




「じゃあ何で?」



敵に勉強を教えるなんて…不利になるに決まってるのに…