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そうして私と葵はクラブハウス前までついたんだけど…
そこには、予想以上多い男子バスケ部のやつらが
道いっぱいに広がっていた。
…ん?もちろん通る隙間なんて
これっぽっちもないけど?
「ったくこいつら…
道だってことすら
分かってないんじゃないの?」
「由衣先輩目がこわいですよ。」
「そう?
でも…これは厳しいね…
まず、通るところが無いし。」
「それですよ!通行の邪魔!!
あっ、あの人達なんて
サッカーとかしちゃってますよ!」
「ほんとだ!
え?バスケ部だよね?」
「サッカーじゃなくて
バスケを練習するべきですね」


