「…あっそ。…じゃあ、私帰るね。藤田君は…どうやって帰るの?」



「あぁ…迎え呼んであるから大丈夫。じゃあな」



「…うん」



ちょっと罪悪感があるけど…それ以上に二人きりはまずい…



私はとりあえず朝持ってきたけど結局使わなかった、熱冷シートとか役に立ちそうなものを置いて帰った。



ごめんね…私のせいなのに。



でも…キスしたならそりゃー…うつっちゃうでしょうねぇ…



…てかそもそも何でキスなんか…



私の気持ちも知らないで…



「…ばーか。」



私は帰り道1人で呟いた。