「…ごめんなさい…」 たまらずに謝ってしまった私だったけど、 「…お前が謝る必要なんてねぇよ。悪いのは…俺だから」 「え?藤田君が…何で?…」 どういう事なの? 「昨日、由衣に水を掛けちまっただろ?わざとじゃないとはいえ、ろくに謝りも、何もせずに…ごめんな…きっとあれが原因で熱が…」 はい? あー…そんなことあった気が… 「いやいや!違うよ!別にあのことは何とも思ってないし。しかも遊んでた男子なんていっぱいいたし」