「あ、申し遅れました。私は『杉』です」 『杉』? 「はい。『絶望・死』という花言葉を持つ杉です」 え? 「気にしないで下さい」 杉さんはニッコリ笑っていった。 「あ、私のオススメの本持ってきますね!暇つぶしに・・・・」 え、あ、どうも。 「いえ!はい、どうぞ」 早っ! 「そうですか?まあ、良いじゃありませんか。 私、受付に居るので何かあったら呼んで下さいね。それでは、ごゆっくり・・・・」 そう言って彼女は去っていった。 俺の目の前に真っ黒な本を一冊、置いて。