家に帰り、夜佐々木くんと電話で話した。
『へぇ〜、通訳か。』
「うん、資格ないから私でも出来るかなって。それに、昔から英語と話すことは好きだったからさ……」
『英語の授業はボロボロなのに?』
「文法が嫌いなだけで、英語自体は好きなの。来週お母さんの仕事見に行くんだ。話を聞いていたら、通訳に興味持っちゃって……」
『そっか。にしても、昨日の今日で興味持つの早くね?』
「それ、私も思ったんだから言わないでよ〜…」
『はは、ごめんごめん。ちゃんと通訳見て来いよ。』
「分かってます〜」
佐々木くん、明日用事あるらしくいつもより早めに電話を切った。
通訳かぁ……
早くお母さんの仕事見てみたいなぁ〜
通訳のことなどいろいろ考えていると、眠たくなってきたから目を閉じた。