手を止めたのか、食器のカチャカチャした音が聞こえなくなった。 「なんでやろな〜…。でも。」 「でも…?」 「人の幸せは俺の幸せ。人が幸せそうな顔をしたら、俺も幸せやなって思える。やから、いろいろするんかもな〜。ま、ただのお節介野郎の自己満足やけど。」 「そんなことないよ‼︎海斗のおかげで私ここまで変われたのだから。海斗はお節介じゃないと思う。」 「ありがとう。」 そう言うと、再び食器のカチャカチャした音が聞こえてきた。 人の幸せは自分の幸せか…… 海斗らしいや……