「それから、いろいろ考えた。ちょうどそのとき、あいつの幼馴染とばったり会った。」 「“あいつ変わったのに、お前は変わらんのか?あいつお前のこと信じて、ずっと待ってる。”と言われた。 別れることも考えたけれど、あいつのこと好きだから別れるんじゃなくて、あいつに相応しい男になろうと思った。」 佐々木くん…… 体育館のあちこちから、鼻をすする音が聞こえてきた。 「ずっと苦しめてごめんな……、桃香。」 佐々木くんは私を見て言った。 佐々木くん……