ベンチから立ち上がって、佐々木くんの前に立った。
「振られたから、言ってもいいよね?」
「え……」
顔を上げて、私の方を見た。
佐々木くんの顔を見て、ニコッと笑って
「佐々木くん、ずっと好きでした。」
ついに言っちゃったよ……
でも、振られたし言うくらいいいよね……?
あぁ、涙が出そう……
それに胸もズキズキするし……
でも、我慢しなきゃ……
明日、彩に慰めてもらおうかな…
「じゃあ、私部屋に戻るね……」
泣いてるのがバレないように顔を下に向いて、一歩踏み出そうとすると腕を掴まれた。
「ごめん、部屋に戻りたいから離して……」
「……やだ。」


