優しかった最初は



でも最近の悠人ゎ態度がきつい



一緒に帰ろって言っても無理




話しかけても今の無理



悠人



そんなんじゃあたし不安だよ



悠人好きな人でもできた??



ならしょーじきに言って



不安だよ


怖いよ




「唯??何暗い顔してんの?」



「雅紀…」


大山雅紀


けっこー仲良い奴で茶髪でかっこいい



「ねぇ。雅紀悠人の好きな人知ってる??」



「はぁ??唯だろ??」



「ふぇっ…っぐず…っぅぅ〜」



《雅紀side》



「はぁぁぁ!?ぇちょ!!!!!まて!!!ちょっと屋上いくぞ!!!!」


泣いてる唯の手を引き屋上へ走った。



屋上に座って


「ゆーぃ。おいで???」


「…バカにしてんの???」



「ばっ///!!ちげーよっ胸。貸してやる泣きたいだけ泣け」



「ふゎっ…ぅぅ…ひっく…」



「なんで泣いてんの??俺で良かったら聞くけど」




「雅紀のくせに優しいだよ〜」



《唯side》


すべて話した



辛かったことも苦しかったことも不安なこともすべて







雅紀ゎ静かに頷きながら聞いてくれた




「話聞いてくれてありがと少しすっきりした。じゃーね」



「ぇ、ちょ!!」


これ以上雅紀の優しさに甘えたらまた泣いてしまうから


雅紀に背を向け歩き出した



そしたらふわぁと


雅紀があたしの事を後ろから抱きしめてくれた


「強がんなって涙が枯れるで泣け泣き止むまでそばにいるから」



あたしゎその日本当に涙がなくなるくらいまでたくさん泣いた



雅紀ゎ本当にずっと抱きしめてくれていた



少しゎ心が落ち着いたかも