それから何日かたった雨の日。
友達と話ながら移動教室に向かっている最中、向こう側から楡井先輩が歩いてきた。
「よぉ溝っ」
マスクを鼻の下までつけていてこもった声だけど確かにそう言った。
「こんにちは」
「あ、そういえばメアド教えて」
「今はちょっと…」
「じゃぁ書いてきて」
「わかりました。」
「明日の昼休みに屋上にいるからさ」
「はい」
「よろしくー」
気軽だなぁ…。
「仲良さげだね」
「あ、うん」
完璧、胡桃の存在を忘れてた…
「さっきの楡井先輩だよね?」
「知ってるの?」
「不良で有名じゃん、」
「え…。全然知らなかった」
「気をつけなよ!けして悪い人じゃないけどさ」
「うん」
そう曖昧な返事をしながら自分の席に着いた。
胡桃が嘘つくわけないし、
耳とかよく見ればピアスもいっぱいついてるし髪型も凄いし仄かに煙草の匂いもする。
友達と話ながら移動教室に向かっている最中、向こう側から楡井先輩が歩いてきた。
「よぉ溝っ」
マスクを鼻の下までつけていてこもった声だけど確かにそう言った。
「こんにちは」
「あ、そういえばメアド教えて」
「今はちょっと…」
「じゃぁ書いてきて」
「わかりました。」
「明日の昼休みに屋上にいるからさ」
「はい」
「よろしくー」
気軽だなぁ…。
「仲良さげだね」
「あ、うん」
完璧、胡桃の存在を忘れてた…
「さっきの楡井先輩だよね?」
「知ってるの?」
「不良で有名じゃん、」
「え…。全然知らなかった」
「気をつけなよ!けして悪い人じゃないけどさ」
「うん」
そう曖昧な返事をしながら自分の席に着いた。
胡桃が嘘つくわけないし、
耳とかよく見ればピアスもいっぱいついてるし髪型も凄いし仄かに煙草の匂いもする。

