夢に向けて生きていく事が出来なかった瞬の分まで頑張ろう!



と、誓った義之は、プロ野球選手を目指す夢の続きを再開した。



中学3年の最後の大会まで残り3ヶ月。
ブランクは約2年…


義之のチームは、弱小チームではあったが、技術、体力、経験の全てで自分が劣っていた。


義之は、今までの鬱憤を晴らすように、がむしゃらに練習をした。



しかし、体が思うようについてこない。



残り3ヶ月しかない時期に現役復帰した義之を馬鹿にする人間もいた。



好奇の目を向けられていた。



そんな周りの視線を気にする事なく練習に励んだ。



大会を迎える頃には、練習についてこれるようになるまでになったが、ベンチ入りは難しい状況だった。


背番号発表される。

・・
・・・
・・・・
背番号20…義之!


えっ?
呼ばれるとは思わなかった義之は固まる。だが、周囲はざわつくどころか拍手する。



義之の頑張りを見ていたチームメイトは義之を一緒に戦う仲間と認めた。



義之は嬉しかった。
義之は出番なく一回戦で終わったが、チームの一員として充実感に満ちていた。



しかし、選手としては不完全燃焼であった。