普段、前に立つことをあまりしたがらない義之が立候補し副班長になる。



何故なら、班長は響子だからだ。



響子は性格も頭も良い。


義之は、立候補しときながら響子に任せる気満々で、楽観的な見方をしていた。




-----ある日の放課後------


班長の響子に殆どの仕事を押し付けて遊ぶ義之。



その様子を見かねた担任の先生に怒られる義之。



…しぶしぶ放課後に残って、響子と修学旅行の打ち合わせを行う。



殆どは響子が終わらせていた。



確認作業をするだけに等しかったが、先生に後で確認された時に、ボロが出ないよう響子にレクチャーを受ける。




気が付いたら、日が落ちかけていた。



それまで、無駄話をせず、殆ど会話をしてなかった義之だったが、そろそろ帰らないと思い響子に話しかける。