男の人は急に私を立ち上がらせて、こういった。
「俺の彼女こいつだから」
は?っていうか誰ですか?
女の人も口をパクパクさせていた。
「というわけで、もう追いかけてくるな。」
と男の人が言うと、女の人は走ってどこか行ってしまった。
すると、男の人は、
「俺は北本 涼。お前は?」
と聞いてきた。
私はびっくりして、
「み、水城 愛美で、す」
と答えた。
「へぇー。愛美って名前可愛いじゃん」
と意地悪な笑みで涼くんはそういった。
「かっ可愛い⁉︎」
私は顔を真っ赤にしながら変な声を出してしまった。
「お前面白いな。こんなヤツ始めてみたわ。」
と涼くんは笑ながら言った。
