?「ごめんね、大丈夫?」

顔を上げると、この辺じゃ見たことのない制服を着た男の子がいた。

結衣子「こちらこそごめんなさい」

私は深々と頭を下げた。

けど、なんで男の子は深く帽子を被ってるんだろう?

それにサングラスもかけてる。

制服には合ってるけど、なんで?

?「僕の顔に何かついてる?」

私がずっと顔を見ていたからなのか、そう言われてしまった。

結衣子「ひゃっ…何でもないです。あ、早く帰らなきゃ。ほんとにぶつかってごめんなさい」

そう言って私はその場を逃げた。

まさか、また再会するなんて思いもしなかった。