「黒夢でいいです。やはり白音さんは美しい方ですね、

あ、こちらは私の護衛のイザベ
黒薔薇の騎士です。」


後ろに立つイザベは、白音に一礼した。
イザベは、パープルの瞳に黒い髪
顔立ちはかなりいかつい感じがして少し怖い。


「私も白音でいいわ。貴方だって素敵よ
こちらはカシベル、雪子。
白薔薇の騎士と…私の付き人ってところよ。」


カシベル達も、黒夢に一礼した。
そんな二人にマハブリードは間にはいる



「せっかくだったら、二人で話すといいよ。同じ神帝一族の姫だ。
会場が少しざわついてるし……

ミヤビ、客室に二人を案内して。」


ミヤビと呼ばれたメイドらしき服を着た女性は、かしこまりましたというと、黒夢と白音を案内してくれた。

マハブリードは他の貴族のものに話すことがあるなどで、その場を後にした。


会場内は、神帝がいたということもありかなりざわついていた。