「そうですよ王。今日を、このひと時を楽しんで下さい。」


王の後ろから白い影
身につけた白いスーツはとても気品のある物



「アサベル………そうだな、今日はパーティーを楽しみに来たんだ!」


アサベルと呼ばれた白薔薇の騎士は、マハブリードの後ろにぴったりついた。


「では、パーティー会場へ行くぞー!」


盛り上げるように、手を上にあげてぶんぶん振る。

そのまま全速力で走っていってしまった。