「決意したんだね。

俺は白音さんに賛成だからーーー。」



まっすぐ見つめるその瞳は赤
二人とも赤く輝きを放つ瞳



「ありがとう。




今、私白き力を受け継ぐもの。」

「黒き力を受け継ぐもの。」





「「今力を解放し、

心に染まりし邪悪な闇を我らの鍵で扉を開けて

魔力の一部とともに封印す!


Umpire of God!!!」」


二人で強く叫んだ。

あたりに魔力が集まり、二人の間に穴が開いた。

ぽっかり空いた穴はおそらく世界の扉。


禍々しい邪悪な闇がどんどんと吸い込まれていく。
魔力とともに。