さっき彼女はなんと言いたかったのだろうか?
つい、気になってしまう。
「とりあえず今どうなっているのか……
イザベ、どうなっているのか分かることを、」
先ほどの暖かい空気は消え、冷たく緊迫した状況になる。
「はい、最前線にいる騎士達からのテレパシーでは、
反乱者達の人数はかなり多いものとの事であり、
こちらの人数をかなり上回っています。
先ほど黒蘭様が言われた通り、変な電波が飛んでいて、騎士達との連絡が取りづらい状況です。」
ドカーーーーーんっ!!!!!!!!
また強い爆発音が響いた。
まさかと思い焦りを感じる
「大変、主、最終結界、破れた………」
ドアの近くには少し傷を負ったナヤ。
腕の擦り傷から血が流れた、
いつもなら、怪我なんかしたことが無い
「変な鉄の塊を使うのよ、魔法じゃないわっ!
他の兵も苦戦していて………
第一塔の近くまで来ているの。」
ナギもはぁはぁと息を切らしている。
第一塔とは、訓練などを行う場所。一番本宮廷から遠いものの、それはかなりまずいものだった。
「彼ら、 革命R、といってた。神帝、皆殺し、する。と、
まるで、人間、違う。
悪魔、みたい」
黒夜を見つめるナヤのパープルホワイトの瞳は、恐怖色に染まっている。
その瞳がどれほど恐ろしいものだったのかを物語る。
神帝を襲う
白音さんは無事だろうか?
何故そんな事考えるのだーー?
「私は騎士達に加わります。少しでも多くの兵が必要でしょう。
ナヤ、ナギ、お願いします。」
ぺこりと頭を下げると、そのままかけて行った。

