どこにいるか 分らない奈々を探すより 奈々を信じて家で待つしかない。 ーーーーー 家に着いて1時間くらいだろうか。 「ただいまあ~」 奈々が帰ってくる。 「奈々?なにがあったの?」 あたしは尋ねていた。 「あの人ね、奈々の友達なの~」 そう言って笑う奈々 。 「ほんとうに?」 「うん!あ、奈々学校まで寝るね!」 奈々は2階に行ってしまった。