物音がして起きれば峻耶がいた


「あ、おはようございます」


「あれ、寝てた?」


「はい、ぐっすり」


ニコニコして私の頭を撫でてきた


「…なに?」


「いえ、何でもないです」


私がきょとんとしてればまた笑って出て行った


子供扱いされた気分で不快になったが仕方ないと思い


私も部屋を出た