「変わってるね。つまりカノンは人間だったってこと?」
「ぅん」
「猫になった人間始めてみた、まぁよろしくね!!」
「ぅん」
黒はじゃまたと別れた。
「黒がいて心ずよかったけど...」
どうしようとテクテク歩いていると
前から人が来るのがわかる。
「誰だろ?見たことあるな。」
よくよく見るとそれは
"撩我"だった
私は撩我のもとに走っていこうと思ったが自分の今の姿を思い出した。
するとこちらを見ながら駆け寄ってくる撩我、
私は、たちすくしてしまった。
(どうしよう。)
すくと、ぽん
頭を撫でられた。
それはとても心地のいいものだった
私もつい鳴いてしまう
「にゃぁーにゃー」
「よしよし、白い猫可愛いね、飼われてるのかな?」
そう言いながら私の首を見る
もちろん首輪などはついていない
「君を飼いたいな、僕の家来る?」
「にゃぁー」
そうして、撩我の家にいくことになった。
