『姫、私と婚約してみませんか。
そうしたら、眠れるかもしれない。』

「いや、嫌よ!
あなたと婚約してしまったら、
私は眠りにつき、二度と目が覚めないかもしれないわ!」

王子は、姫に近づき、目を見て言った。

『その時は、私がキスをして、
あなたを起こしてあげますよ。』


「分かったわ。
ちゃんと、起こしてね。」


その晩、姫は、王子と一緒に、
眠りについたのでした…


*・゜゚・*:.。..。.:*おしまい・*:.。. .。.:*・゜゚・*